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トウガラシ◎体脂肪を燃焼させるカプサイシン

一味唐辛子や七味唐辛子でおなじみのトウガラシは、日本に限らず、世界中で広く使われている香辛料です。豆板醤や辣油、タバスコなど、トウガラシを用いた調味料には様々な種類があります。

舌がヒリヒリとするトウガラシの独特の辛さは、「カプサイシン」という成分によるものです。カプサイシンの辛みで舌や胃が刺激され、食欲増進効果がもたらされます。また、トウガラシを食べることで体が温かくなり汗が噴き出したりするのは、カプサイシンに体内のエネルギー代謝を活発化させる作用があるからです。

このようにトウガラシには、食欲を増進させつつエネルギーの消費量を増やして体脂肪を減らす作用があるため、ダイエット効果がある食材としても注目されています。また、カプサイシンによってエネルギー代謝が活発化して血液の循環が良くなるため、冷え性の改善や肩こり・腰痛を和らげる効果も期待できます。

さらにカプサイシンには、抗菌作用があることも知られています。キムチや辛子明太子に見られるように、トウガラシには食品の保存性を高める働きがあります。また最近では、カプサイシンに免疫力を高める効果があるとする研究結果もあり、かぜなど感染症の予防に対する有効性が期待されています。

カプサイシンは熱に強く、調理しても辛みが損なわれないので、調味料として広く利用できるのが特徴です。高血圧などで塩分を控える必要がある人は、トウガラシの辛みで減塩食の薄味をカバーできるため、工夫してみるとよいでしょう。

とはいえカプサイシンは、消化管の粘膜に対する刺激が非常に強いので、大量に摂取することは控えるべきです。あくまでも料理にアクセントを加える感覚で、トウガラシを日常の食生活に取り入れるようにしたいものです。


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